函館ハリストス正教会

「ハリストス復活!」「実に復活!」

主ハリストスの復活のイコン
 4月15日(日)午前0時、函館正教会では、主ハリストスの復活を記憶する時を迎えました。「ハリストス復活!」、「実に復活!」という慶びの掛け合いの声が、高らかな鐘の音と共に響き渡りました。
 復活祭は、正教会において「祭りの祭り、祝いの祝い」と聖歌に歌われるように、一年間の教会暦において最大の祭日です。もし主ハリストスが復活しなかったとしたら、私たちの全ての信仰は虚しい、と聖使徒パウェルは言っています(コンリンフ前書15;14)。しかし主ハリストスは十字架上での人間としての肉体の死の後、三日目に神として復活しました。私たち主ハリストスを信ずるものに再び天国に入る希望を与えられたのです。創世記(旧約聖書)には、もともと人間は楽園に住む者として、神によって創造されたことが書かれています。しかし最初の人間(アダムとエヴァ)は神との約束を守ることができず、罪を冒してしまいました。人類史上最初の「罪」の歴史です。その結果、人間は楽園を出ざるを得なくなりました。今日の私たち人間の姿です。楽園とは違って、この地上の生活には苦労や病や嘆きがあります。しかし、この暫時の生活において、復活された神の子ハリストスを信じ、善を行った者には、最後の審判の時に再び神の国に入ることが約束されています。ここに正教会信徒の信仰の根本があります。このようなわけで、復活祭は正教会信徒にとって最大の祭日です。
 復活祭の一週間前は主ハリストスが十字架に掛かる苦難を受けたことを記憶する「受難週間」、そして復活祭の後の一週間は主ハリストスの復活を祝う「光明週間」です。
 復活祭の日付は毎年異なります。来年(2013年)の正教会の復活祭は5月5日(日)です。

復活祭の夜の十字行

復活祭の十字行(2)

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