函館ハリストス正教会

2014年度北海道ブロック聖歌研修会

 

聖体礼儀(聖歌研修会)

聖体礼儀(聖歌研修会)

徹夜祷(聖歌研修会)

徹夜祷(聖歌研修会)

聖歌研修会(会場:函館ハリストス正教会)

聖歌研修会(会場:函館ハリストス正教会)

2014年度北海道ブロック聖歌研修会

北海道ブロックでは毎年一回、二泊三日の日程で道内の教会が順番に会場となり、聖歌研修会を行っている。今年は9月13日(土)~15日(月・祝)、函館正教会が会場となり、釧路正教会、上武佐正教会、札幌正教会、小樽正教会、苫小牧正教会、上磯正教会からの聖歌リーダーを迎え、函館正教会の聖歌隊と共に研鑚を積んだ。

研修プログラムには、講師講義(「正教会聖歌の歴史Ⅱ」/スヴェトラーナ山崎ひとみマトシカ」、神品講義①(「十二大祭について/イアコフ篠永眞神父」、神品講義②(「十字架挙栄祭について」/ステファン内田圭一神父)、実技①「単音聖歌・レチタチーヴの美しいフレーズの作り方/指導 エレナ笠原茂子姉」、実技②「四部聖歌の響きの作り方/指導 講師」、実技③「十字架挙栄祭イルモス第八調/指導 講師」、実技④「ロシア聖歌の響きに触れる/指導 講師」、聖歌リーダー早朝自主研修などが盛り込まれた。もちろん例年通り、主日徹夜祷及び主日聖体礼儀は研修会参加者全員が参祷し、聖歌、誦経、堂役の奉仕を行いながら祈りを共にした。

 今年特に有意義だったプログラムの一つは、聖歌リーダー早朝自主研修だった。各教会からの参加者一人ひとりが、日頃どのように聖歌に携わっているのか現況を語り、それに対して他の参加者から忌憚のないアドバイスや質問が出された。各教会の聖歌をとりまく環境は一様ではないが、リーダーたちが自分の奉仕について真摯に受け留め、年々その理解を深くしていることが感じられた。

 また、全体研修の中では、十二大祭のイルモスについて、祭日経の「調」の指定に基いた楽譜の整備の必要性が確認された。十字架挙栄祭のイルモス(第八調)については、講師が旋律パターンの扱い方を説明し、実際に第八調の旋律に置き換えた楽譜を実験的に提示した。主旋律の上と下に和声を付けた三部構成の楽譜であったが、全員初見で歌いこなすことができ、正しい「八調」の理解に基づいた「調」の旋律で歌い易さ、言葉の捉え易さを体験した。

聖歌は奉神礼において欠かすことのできない重要な要素である。より良い聖歌、祈りの気持ちをより援けることができる聖歌、そのために相応しい聖歌の響きをどれだけ実現することができるだろうか。聖歌隊の仲間と共に、また更に研鑚を積んでいきたいと思う。(M.S.)

 

 

 

 

 

 

 

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